軽率に新たな作品を見た【推しの子】【R/B】
仕事がひと段落したので、見たことのない作品を見ることにした。
最近流行りの「推しの子」と、前々から勧められていた「ウルトラマンR/B」をちょっとずつ見た。
以下、2作品ともに序盤の内容に触れています。
プチ感想
推しの子(#1)
オタクの話かと思ったらミステリーだった。
アイという子の最期数年はきっと本当に幸せだったのだろう。ちょびっと泣いた。
2話からは、芸能界のいざこざや復讐劇などがおそらく展開されるのだろう。
正直なところ、ハラハラする話はメンタル的にちょっと厳しい。少なくともリアタイで追うにはちょっと心臓に硬さが足りない。
最終回までの評判をうっすら聞いて、行けそうだったらまた見よう。
目の作画がすごく綺麗だった。
目に星が映るデザインが好きで、最近のカービィなども同じ理由から好きなのだが、
本作は意図的に目のデザインが成されているようで好みだった。
最後のクレジットを眺めていたら、シリーズ構成・脚本が田中仁さんだった。
田中脚本と言えば私の中ではプリンセスプリキュアが思い出される。
女の子向けながら少年漫画のような熱さもある、最高の作品だった。
推しの子自体は原作が既にあるアニメだが、きっと素敵な仕事をされることだろう。
ウルトラマンR/B(#1 ~ #5)
兄弟モノということでTwitterのフォロワー複数名から激推しされていたこの作品。
さらに現在キングオージャーの主人公兄弟に狂わされているため、
ちょうど良いタイミングかと思い見ることにした。
なんというか、ノリがゆるい。
まだ序盤なのもあってか、昔ながらのギャグのようなテイストで話が進む。
カッコいい巨人同士の戦闘より、デカい奴らの掛け合いを楽しむタイプの作品と見た。
正直癖はかなり強い。飲み込むのに少々時間がかかりそうだ。
まだそんなにグッときた話はないが、
なんてったって半年もある作品のまだ5話だ。先は長い。
勝手な予想だが、お母さんに関する謎の核心に迫る辺りから面白さが伸びてくるタイプではないだろうか。
視聴の勢いを忘れないうちにサッと完走したいところである。
カツミとイサミが時々頭の中でごっちゃになる。
ウルトラシリーズは恐らく人物名がカタカナなのが通例なのだろうが、どうしても漢字より記憶難易度は上がる。
最後の文字が共通していることが難しさの一端を担っているのではないだろうか。大体人間って最初と最後の文字さえ合っていれば単語が判別できるなんて話もあるし。
そのうち慣れたい。
「正体隠匿型ヒーローは何故正体がバレてはいけないのか」という命題に対する回答は数あれど、
本作2話の「負けられない責任が生じるから」はかなりしっくりくる回答だった。
確かにそうだ。よく分からない巨人が負けたらどうしようもないが、守ってくれるはずの人間が負けたら非難轟轟待ったなしである。
この着眼点は中々良いと思った。
でも家族にぐらいは共有しといた方が良いと思う。
2話のピンチだってアサヒがイサミを心配しなければほぼ起こらなかったようなものだし。
必要なときに自分たちを置いて逃げてもらうためにも、必要な報連相はあると思う。
5話は殺陣のカメラワークが凄かった。
田口監督のお仕事だそうだ。流石すぎる。一生ついていこうと思う。