「スルーはコマンド」の実践と課題
私の好きなゲーム配信者の言葉に「スルーはコマンド」がある。
これは、「スルースキル」という言葉に対して、
スルーとは本来RPGで言うところの「攻撃」「アイテム」などと同様、
ただ選択するものである、という主張だ。
言い換えれば、逆上がりのように練習しなければ出来ない行動(=スキル)ではない、という意である。
この言葉によって、この配信者のコメント欄は非常に落ち着いている。
荒らしはスルー、スルーはコマンド。これが視聴者にも徹底されているのである。
私はこの空間を心地よいと思う。
さて、では私は他の場所で「スルーはコマンド」が実践できているだろうか。
実は少し苦戦している。
インターネットに時事ネタ、炎上ネタは付きものである。
基本的に9割ほどはスルーできていると思うが、どうしても首を突っ込みたくなる残り1割がある。
実は昨日もちょっとやってしまった。
しかし、腫れ物に触れて良いことなどない。
強いて言えばその場で一瞬スッキリするぐらいだ。
最も、しばらくしたら後悔するもんだからトータルでは損している訳だが。
ここで「これから気をつけよう」で締めても良いが、
そう言って改善できる人間などこの世にいない。断言しても良い。
なので仮説レベルの改善案を考えた。
- スルーコマンドを選択したときの成功体験を反芻する
これはどうだろう。
一度上手くいったら、寝る前にでも「上手くいったなあ」と思い返す。
しばらくはこの方向性でやってみようと思う。
インターネットとはほとほと難しいもんだ。