シン・仮面ライダー、曲が良いかもしれない
ついにシン仮面ライダーのサウンドトラックがサブスクに対応したそうな。
作業のお供に一周聞いてみた。
これがまあ、かなり好みかもしれない。
緊張感溢れる音で始まり
あまりにも有名すぎるフレーズまで見事な現代アレンジで気分もアガり
戦闘はコーラスや不気味なリズム隊などが臨場感を駆り立て
映画を見た人なら分かるであろう"あの"寂しく爽やかな余韻を残して
彼らは去っていく。
本編も含めた感想
映画を1周目見たときから印象に残っていた曲が沢山あり、大満足である。
曲を聞くだけでも「お、あのシーンだ」となることが多いサントラだった。
それだけ曲が各シーンを代表するほど大きな存在感を持った作品だったのだろう。
個人的には、戦闘シーンのエッジの効き方がかなり好きだ。
戦闘BGMは総じてとにかくカッコいいのだが、カッコいいだけではない。
とても他の作品には例えられないような独特さ、不気味さも兼ね備えているように思えてならない。
カッコいいシーンも見られるホラー映画、とも言えるテイストだった。
映像や展開から受けるホラーの印象を、音楽面からも全力で支える意志を感じた。
何より、曲を聴いてまた映画を見に行きたくなった。
既に2周はしたのだが……3周目も行くか…………。
まだ近場で上映しているだろうか。
雑談
Twitterでは日頃音楽が好きだとか呟きながらも、
お恥ずかしながら普段ニチアサに関わられていない作曲者の方にはあまり詳しくない。
岩崎さん、大変素敵な楽曲でした。沢山聞きます。
世の中では多くのコンテンツからサウンドトラックが発売されているが、
こと「映画の」サントラとしての醍醐味は、
大抵数時間あるストーリーを気軽に追体験できることだと思う。
自分の操作で体験が変わるゲームや、
様々な場面で何度も同じ曲が流れるドラマとは違う、
「映画」でのみ感じられる味わいであろう。
(ゲームやドラマのサントラもそれはもうめちゃくちゃ好きなのだが、摂取できる栄養素が違うというニュアンス)
映画体験は楽しいものだが、そう気軽に繰り返し見に行けるものではない(特に地方民にとっては)。
そこを補えるのが映画のサントラなのではないだろうか。
少なくとも私にとってはそうである。
だから、このサントラを聞けば、
いつでも本郷の、ルリ子さんの、そして一文字の活躍を見てきたような気分にさせられるのだ。
シン仮面のサントラを回し始めたんだけどめっちゃ良くね?めっちゃ良いな
— みそ茶 (@0w0_misotea) April 30, 2023
めっちゃ良かった